愛はあるのだろうか...ブログ編

VOL-NEXT 代表取締役 曽我千春のブログです。ブログというより、ときどきエッセイかな。更新遅し!お許しを。

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1歳と40歳。ありがとう!

たまたまなのですが、VOL-NEXTと私は、誕生日が同じです。

3月12日で、会社は、1歳。私は、40歳になりました。
ここまで来れたこと、生かされたことに、心から感謝します。
そして、この限りある人生で、出会ってくれたすべての人に、
「ありがとう」と言いたいです。

二人に一人ががんになる時代に、
がんと付合いながら生きる人が、どんな瞬間も、
安心して自分らしく過ごすことができるようなサービスをつくりたい!と
奮い立ち、がん患者生活サービス事業会社を立ち上げました。

立ち上げ時に、
「そんなの本当に仕事になるの~?」とか、
「ボランティアとどこが違うの~?」とか、
「あなたたち自身の生き方が見られている!」とか、
「応援しているからね~~」とか、
「こういうサービスを待ってました!」などなど、
いろいろな言葉をいただきました。

ボランティア時代から聴かせていただいていた大勢の患者さんのニーズに応える具体的できめ細かな生活サービスが、日本にはまだまだ少なく、でも、早急に、一つ一つ、つくっていく必要性を強く感じ、

人任せにしていては、いつになるかわからない!
ボランティアで善意に頼っているだけでは、いつでも、だれでも利用できるサービスの継続は難しい!

ならば、

ここまで生かされた私たちの人生の役割として、自分たちでやればいいじゃないの!、
ということになり、自ら立ち上げたボランティアを出て、新たに会社という形でスタートしました。
患者の命の声(VOL=Voice Of Life)を次につなげ、形にしていくということで、
有限会社VOL-NEXTです。

思いは熱いのですが、でも、正直いうと、この一年は、挑戦に次ぐ挑戦でした。私自身は、寝る時間も惜しみました。どんなに気持ちがあっても、ボランタリー色の強い分野で、「仕事として」のサービスをつくること、そしてそれを「継続していくこと」、「会社を維持していくこと」は、理屈じゃなく大変なことでした。

社会の中で、信頼も、認知度も、資金もないところから始める新しい挑戦。それを、40代、50代のがん体験だけが共通の女性たちがやっていく。もう、初めから、楽な道になりっこない、って感じですよね。

でも、やりたかったんです。どうしても。
昨日まで元気だった人が、今日、「がん」と告げられたら「がん患者」になるわけで、突然のがんの宣告にも、手を差し伸べられる空間とサービスをつくりたかった。
私が、暗闇の中で、そうしてほしかったように。

がんと付合いながら生きる人の笑顔のために、
何が、どのような形できるか、
どう展開すれば、ニーズにバシッと応えられ、
かゆいところ、痛いところに手が届き、
そして、継続できるサービスになるか、
情報を集め、考え、練り、形にしていく・・・。

肉体的にも、精神的にも眠れない日々。企画力と行動力には自信がありますが、なにせ、からだはひとつ。社員とともに、迷いながら、もがきながら、うなりながら、ここまできました。

そして、一年。一つ一つですが、会社概要の内容(オレンジ花丸の項目)が、弊社の仕事として進んでいます。今後は、がん患者さんの声を集め、さらに必要なサービスや商品に落とし込むためのがん患者マーケティング、がん患者生活コーディネーターの養成とがん体験を生かして仕事をしたい人のための雇用にもつなげて行く予定です。

私たちの挑戦は、まだまだ続いていますが、
患者さんが口コミで私たちのサービスを広げてくださり、ドクターや看護師さんが、診察の後に、TODAY!のリーフレットを手渡ししてくださったり、受付けに置いてくださる病院も出てきました。がん関連商品を扱う企業さんとの仕事も増えてきました。ありがたいことです。

そして、私たちは、サービスステーションに来られる患者さんたちの不安顔がほっとした顔に変わる瞬間に、笑顔に変わる瞬間に、この道の一歩一歩を信じることができます。これは、なにより、ありがたく、幸せなことのように感じます。

いつか、私たちが、この道を振り返ることができる日がきたら、ドラマよりドラマチック?な超プロジェクトXの日々をお話したいと思います。

さて、そんな私たち、昨夜は、宍戸手作りのビーフシチューと柏木が選んだかわいいケーキ、そして溝口の姉が差し入れてくれたワインで乾杯しました。なんだか涙が出るくらいうれしかったです。


私には、両親が商売に失敗し、家族がばらばらになってしまった経験があります。私の不幸の始まり、孤独の始まりをつくった商売なんて、大嫌い。自分は、ぜったいやらない!と思っていました。でも、いま、なぜか、自分がお客様と向き合う仕事をしています。
父と母の気持ちが、はじめて、少しだけわかる気がします。

18歳のとき、岡山を出る朝、新幹線のホームで、別れた父に最後に言われた言葉は、
「おまえの名前は、千に春と書いて千春。春は眠っているものを呼び覚ます季節。自分の中に眠っている千個の可能性を呼び覚まして帰って来い。」
でした。
父とは、もう、会うことはないかもしれないけれど、誕生の日にもらったその名前を真ん中に据えて、40歳になった私は、生きています。

可能性への挑戦を続けられるのは、やはり、大勢の人と出会い、
そのお一人お一人の気持ちに支えられているからだと思います。
ほんとうにありがたいことです。

33歳でがんになり、もう終るかもしれないと思っていた私の道は、
今日もこうして続いています。心から感謝・・・ありがとう。
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宍戸手作りのあったかビーフシチュー
おいしい~~~
うれしい~~~

20050311230220.jpg


かわいいシューをみんなで一つずつ
順番に食べました
まずピンク・・・

20050311230230.jpg
おいしいものを、大好きな人たちと、
笑顔でいただけるのが
一番、健康にいいのかもしれません。
感謝!

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  1. 2005/03/12(土) 23:55:32|
  2. 未分類|
  3. |

道を進む人

世間の人は、<ライブドアVSフジテレビ>から目が離せないようですね。
堀江さんの動きをTVやWebでチェックして、ああでもない、こうでもない・・・と、
批評家がいっぱ~い。

そういう私も、堀江さんが、とても気になります。
変容を恐れる人々の間を突き抜けて、新しい道を体当たりで開こうとする挑戦者は、やはり半端な情熱ではないでしょう。

事業の内容は違いますが、なんだか、他人事とは思えなくて・・・。
(と、これまた勝手に思っています)。

計算した要領のいいゲームではなく、実は、ぎりぎりのところで瞬間瞬間にふんばりまくって、本気を出し切る。
その積み重ねで「生きている感じ」が続いていく・・・そんな人間臭さ。

他の人は、声高に、あるいはこそこそと、いろいろ言ってはくれるけれど、自分の人生を代わって生きてくれるわけではないし、責任をとってくれるわけでもありません。自分で決めた道は、自分で進むしかない。
それは、とても孤独な道なのかもしれません。

ときどきふらふらに疲れて、さみしくて、泣きたくなる夜もあるかもしれません。

そういうときに、そっと見守りつづけてくれる眼差しを感じることができたり、黙ってぎゅーっと抱きしめてくれる人がいれば、また、がんばることができるのですが・・・。

ホリエモンさんには、そういう人はいるのだろうか、とTV画面にうつる彼を見ながら思っていると、
堀江さんのお父さま(パパエモン)のインタビューが流れだしました。

「息子は、なにも悪いことをしていない。
はじめに何かをやろうとする人は、
いろいろ言われたり、打たれたりするものだ。
胸をはって、信じた道を、思い切りやればいい。
そして、もしダメだったら、
からだ一つで、
ここに帰ってくればいいんですよ・・・」

実家のホリエモンさんの部屋で話すお父さまの言葉は、
やさしくてあたたかくて力強いものでした。う~ん、胸がいっぱいになりました。

どんなときも、「あなたを見守っているよ」「そばにいるよ」「あなたの見方だよ」と言い続けてくれる人がいる限り、人は進み続けられるのかもしれません。逆風や大雨の中でも。

お昼の休憩に、これを書いていたら、大切な友人から絵葉書がとどきました。去年の今日、雛祭りの日、私は、彼女の手術に立ちあっていました。思うところがあって、親にも言わずに、2度目の手術を受けた彼女に、私が言ってあげられる気のきいた言葉はなかったので、病室のベッドの脇に、小さなお雛さまとピンクのスイトピーを飾りました。その後、一年、彼女が、どのような思いで自分自身のからだと、心と、向き合ってきたのか、本当のところはわかりません。でも、「そばにいるよ」とだけは伝え続けたいと思いました。

さっき届いたお雛さまの絵葉書には、
「一年間、ついていてくれてありがとう」と書かれていました。

それを眺めながら、いま、とてもあたたかい気持ちになっています。
私のほうが、「そばにいるよ」と言われているような気がしています。

午後のお客さまがいらっしゃいました。あたたかい気持ちで、お迎えしたいと思います。
  1. 2005/03/03(木) 13:02:22|
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