愛はあるのだろうか...ブログ編

VOL-NEXT 代表取締役 曽我千春のブログです。ブログというより、ときどきエッセイかな。更新遅し!お許しを。

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QOLを考えながら

2008年、あっという間に20日が過ぎました。
皆さま、どのようにお過ごしでしょうか。なんだか、ここのところ、寒いですね。
私は、ホルモン療法を終了してから、また、手足の冷えが復活!、腰にカイロを貼り付けて出社する毎日です。おばばちゃんです。

ブログを一年も書かず、書けず-ごめんなさい。曽我、ブログを書く程の人間ではない!とつくづく思っております。言い訳をすると、毎日を余裕なく働いております。かなりハードに働いております。そして、もともと、筆無精、無器用、力不足の私は、ブログの更新を気にしながらも、ここまで来ました。気が付けば、一年書いてないじゃん!だめじゃん!そろそろこのブログも引き上げたほうがいいのでは・・・と、考えている今日この頃です。

そんな、身勝手な私が、この一年について、少しだけ報告をいたします。
昨年3月に42歳、うお座A型、八白土星、大殺界(細木数子先生、すみません。大殺界でも、なんでも、こうなったら、もう、ただ切々と生きて)になり、またこの3月で、さらに齢を重ねます。ありがたいことに、33歳で乳がんという病気を告知され、ここまで生かされました。それだけで十分なのですが、このブログを書けなかった一年にも、大切な出会いと別れをさせてもらいました。

2年前の年末にこのブログにも書きましたが、私ががんになって心の整理がつかなかったとき、傍にいて、話をひたすら聴いてくれた親友が食道がんで旅立ちました。家族がいなかった私にとっては、その友人の存在は、(宗教はありませんが・・・)ソウルメートと言える、とても大切なものでした。私への最後の言葉は、メールで、「もう、はるお(私)には、全部伝えてあるから」でした。先に逝かないでよ、と、一瞬は思ったのですが、確かに、私の生き方の中にさまざまなことを残し、また、私だけでなく大勢の人の中にさまざまなものを生まれさせ、生き抜き、じゃあね、といって行ったように思います。旅立ったとか、お別れとかとは違って、いつも、私の生き方の中に、たしかに生きていると感じます。

人生とは、誠不思議なもので、別れがあれば出会いもあります。この前に、ブログを書いた一年前の年末には想像も付かなかったのですが、私は、昨年の秋、二度とないと思っていた家族を持つことになりました。自分でも、驚きました。20年前、学生時代の卒業旅行?で、短期留学をした40日間に出会った人とたまたま再会し、新たに一緒に歩き始めました。このお正月は、十数年ぶりに一人ではなく、家族と過ごすお正月でした。なんだか、慣れないなーと思いながらも、だれかとおもちを食べながら、お笑い番組を見たり、大学駅伝を応援したりすることが、こんなにも幸せなことだと・・・感謝しました。

しかーし、どんなに愛した人でも、一緒に手をつないで死ぬことはできないのです。まったく気持ちをわかりあえるわけでもないのです。なぜなら、それは、同じ人間ではないので、本当のところはわからないし、全く同じ気持ちにはなれないでしょう。お互い「違う」ということをわかった上で、向き合ったり、寄り添ったり、離れたりしながら、ほんの一瞬のささいなことに、「ありがとう」とか、「うれしいー」とか、「あなたがいてくれてよかった」とかって思えるかどうかなんだろうな~なんて思います。

夫婦だけでなく、同じがん患者でも、一人一人違うわけで、「違う」ということから始まる。「同じだ」と思いたいのですが・・・、本当に同じであってほしいのですが、そうではない。「違う」ということに気づけたとき、はじめて相手に静かにやさしいまなざしを送れるようになるのかもしれません。

実は、今夜は、パートナーと大喧嘩して、それも、外食中に、QOL(生活・生命の質)についての話でバトり、私は会社に戻り、パートナーは自宅に戻り、私はこのメールを書いている次第です。どうなることやら・・・、人生は想像もつかないことの連続。そんな中で、一人一人のQOLとは、どういうことなのでしょう。真剣に考えてみたいと思います。
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  1. 2008/01/21(月) 00:04:35|
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優しい人2007

2007年、皆さんの新しい年は、どんな始まりでしょうか。

今年は、暦の関係で、気分的にも今日から本格起動という方も少なくないかもしれませんね。VOL-NEXTは、4日にスタートし、すでに年明けから治療を開始している皆さんにご利用いただいています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

VOL-NEXTの今年の合い言葉は「笑顔」。いろいろと笑顔になれないこともあるけれど、それでも、笑顔は、向き合う人を悪い気にはさせない気がして、今年は、いっそう大切にしてみることにしました。

さて、年末年始、皆さんはどのように過ごされましたか。
最近は、一人のクリスマス、一人のお正月もなんとも思わなくなるくらい忙しい人、図太い人になっている私に、大晦日の午後、
「一人なら、一緒に新年のカウントダウンをしませんか」というメールが届きました。20代のとても素敵な若者から。

家族のいない私が、一人でさみしいだろうなと思ってくれたのだと思います。食事をしながら人生を熱く語りあった後、かろうじて開いていたバーに飛び込んで、そこにいたお客さん全員とカウントダウン。クラッカーをならし、シャンパンで乾杯しました。なんだか、とても楽しくて、嬉しくなりました。仕事一色の生活だった私は、こういう時間を忘れていたように思います。

その後、多摩川の川縁でマックでテイクアウトしたコーヒーを飲みながら並んで川を見ました。彼はよく一人で川を眺めているそうです。新しい年の空気は冷たく張りつめていましたが、清々しく、心はとてもあたたかでした。優しい若者に感謝したいと思います。

その後のお正月、私は、いつもの年のように仕事をすることもなく、自分のために時間を使うことができました。その中で、小学校から高校まで通った岡山の学校の恩師、私が最も影響を受けた先生、渡辺和子さんの講話集「愛をこめて生きる」のテープを聴きました。

 『「優」という字は、「人」を表す「にんべん」に「憂」と書きます。自分が苦しいことがあったときに、逃げないで、その「憂い」の傍らに立ち続ける。そのことによって、自分も優しくなることができます。そして人様が「憂い」を持っているときには、その方の傍らにたたずんで、手を握ってあげる。そんな優しい人の姿が「優」の字なのではと思うのです。』

「傍にいるよ」「ここにいていいんだよ」「生きていていいんだよ」「生きていてください」・・・言葉で表さなくても、確かに伝わるように、やさしい気持ちを、やさしいまなざしを送り合いたい。本当は、一番私が、それを求めているのかもしれません。
2007年、「優しい人」になりたいと思います。
  1. 2007/01/09(火) 06:20:35|
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今は振り返らずに行こう

さまざまなことが思い出されます。
この小さなマンションの部屋を最初に借りた日のこと。
お正月から、新しい会社設立のために何時間も
膝をつき合わせて計画を一つ一つ立てたこと。
前例のない、ガイドラインのない道で
お客様の声をひたすら聴かせて頂きながら仮説をたて
実行し、検証し、また仮説を立て・・・。

ここまで、長かったような短かったような・・・。

いろんなことがありました。
いままで以上に、多くの出会いも、別れも経験しました。
心はいつも動いて、うれしさや、かなしさや、さみしさや、せつなさや、いとしさや・・・いろいろなものが交差していきました。

そんな一つ一つ、すべてに感謝して・・・。
今は、振り返らず前へ進みます。

100円ショップで買ったものしかなかった事務所も
2階&1階になり、
今日11月1日から、オープン時間も
午前10時~午後8時まで、土日もご予約をお受けすることが
できるようになりました。

そして、サービスステーションには、
がん患者生活コーディネーター11人が新たにデビューします。
まだまだしばらくは、不慣れなこともあると思いますが
皆様のニーズにお応えできるよう
丁寧に心を込めてつとめさせていただきますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします。

がん患者サービスステーションTODAY!は、
全国のどこにでもあって
だれでも、必要なときに、すぐに利用できるようにしたい。

そう強く思って、この仕事をスタートさせました。
それを実現させることが、ここまで生かされた
私の人生の役割だと思っています。

そして、こうして、私が、目標を見定めて生きていけるのは、
大勢の皆さんの、(大勢とくくりたくないですね)
あなたの、あなたの、関わってくださったお一人お一人の
お陰です。心を込めて「ありがとう」と言って、
今日から、また、前へ進みます。

忙しすぎて、やさしい気持ちを忘れそうになるときは
このブログを書きたいなと思っています。
が、次はいつになるのやら。
とにかく、そが、がんばります!
  1. 2006/11/01(水) 05:40:54|
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月が美しい夜

月がきれいな夜です。
まだ、起きていたら、空を見上げてみてください。
すみきった夜空に、白く光り、パワーを発しています。

昨日が仲秋でしたが、風雨が強く、
仲秋の名月どころではなかったですね。
でも実は、今年は、今日が満月なんですよ。
私は、手術を受けた後ぐらいから
月がとても気になるようになりました。
自分の心と向き合いたいときは、
なぜか、月を見上げてしまいます。

先ほど、仕事の合間に、溝口と夕食を食べにいき、
会社に戻ってくるとき、建設中の高層ビルの横に
神々しいほど輝いている月を見ました。
この世のものとは思えないほど輝いている月です。
そして、見上げたまま、しばらく歩きました。
秋風が心地よく、車の音と虫の音が混じり合う
青山の夜も、とても、いいです。

実は、昨日、私の大切な祖父が旅立ちました。
知らせを受けたとき、すぐにでも新幹線に乗って
岡山に飛んで行きたかったのですが、
この土、日、月は、代わりのいない仕事が
入っていて動くことができませんでした。

私は、両親が仕事が忙しかったので、0歳の時、
母方の祖父母に預けられていました。そして、日曜日になると
両親が会いに来るような状況だったそうです。
そんなこともあって、私は祖父母が大好きでした。

岡山には戻れないけれど、今夜の月を見上げていたら
祖父の「ちはる、がんばれ~よ~」という岡山弁の声が
聞こえてきたような気がしました。
隣に溝口がいたので、泣けませんでしたが、
いま、なんだか、・・・涙が出てきますね。

祖父や祖母のことは、離れていても忘れたことはありません。
そして、これからも私の中で、生き続けます。
私の傍で、いつも私が無器用にがむしゃらに
仕事を続けている姿を、「しかたないな~」といって
苦笑いしながら見てくれているような気がします。

距離を超えて、時間を超えて、生と死を超えて繋がって
いるように思います。

あなたは、いま、どんな思いで、同じ月を見上げているでしょうか。

そろそろ私は、終電に急がないと・・・
でも、また電車を降りたら、月を見上げながら帰ります。
あなたと同じ月を。







  1. 2006/10/07(土) 23:58:42|
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TRAIN TRAIN

ブログでは、ご無沙汰しすぎて、皆さんにご心配をおかけしております。
メールをくださった皆さん、ありがとうございます。

曽我、休みなく、寝る暇なく、働いております。
がん患者さんには、「絶対にまねをしないでください」と
申し上げなければならない生活っぷりですが、
私の場合、仕事をしていないと元気がでないので、
大目に見てやってくださいますように・・・。

がん患者さんの生活をサポートし、笑顔になっていただく
仕事は、どんなに熱い気持ちがあっても、
「気持ち」だけではできない、と、最近ますます感じております。
弊社も3期目に入り、3千数百人の患者さんに
ご利用いただく中で、さらなる責任を感じつつ
眠れないほど、お仕事したい気持ちです。

先週の土曜日で、今年1月からスタートした
第一期「がん患者生活コーディネーター」養成講座(乳がん編)が
終わりました。全国から、さまざまな思いと意志をもった
受講者の皆さん(患者さん、医療者、ご家族・ご友人)が
参加してくださり、
講師の先生方も、熱意を持って、丁寧に応えてくださり、
講座は、私達が想像していたものをはるかに超える、
深く、濃く、たいへんおもしろいものになりました。
手前みそではありますが、他のどこにもない実践的講座だと
思います。
受講者の皆さんが、これから、全国で、さまざまな形で活躍されると
思いますので、どうぞ、期待していてください。
弊社も、3年後、がん患者サービスステーションTODAY!の
全国展開を目指して人材とシステムを整えております。

そして、もし、あなたが、
「患者さんを笑顔にするお仕事をしてみたい」と思われるなら、
ぜひ、ぜひ、
「がん患者生活コーディネーター養成講座」第二期に
ご参加ください。講座費用は、安くはありませんが、
すばらしい出会いと学びをお約束します。
ただいま、第二期の受講者を募集しております。

どんなことでも、
1から2をつくるのではなく、0から1をつくるのは、
半端じゃなく大変なことです。
挑戦に次ぐ挑戦、学びに次ぐ学びです。
私の場合、なれない経営者という役もあって、
寝る暇もありません。はじめて、商売の失敗のために
離ればなれにはなってしまった私の両親の
「お客さんの笑顔と喜びのために」の姿勢を
理解できるように思います(時間がかかってしまいましたが・・・。)

こうして必死にできることがあることは、
生きていることのすばらしさを、やはり感じずにはいられません。

昨日は、6月はじめてのお休みを取りました。
たまっていた洗濯をし、部屋の掃除をし、髪を切り・・・
その間、頭の中に流れ続けた曲は、
なつかしい!ブルーハーツの「TRAIN TRAIN」。

「♪栄光に向かって走るあの列車に乗って行こう
 はだしのままで飛び出して・・・・・・
世界中に定められたどんな記念日なんかより、
あなたが生きている今日は、なんてすばらしいんだろう・・・」

私が、もう、15年以上も前、北海道放送(HBC)を退社するとき、
当時のアナウンス部長に、
「もう一度、東京のスクランブル交差点を、
早歩きをしたくなったんです。0からはじめさせてください」と
青い言葉(若かった!)を発してしまったことがあるのですが、
部長は、ひどく驚きはしたものの、その後、私の送別会で、

「いろいろ考えたけれど、君にエールを送ろうと思う。
歌ったことないけれど、
練習してきたから歌ってみるよ。君の好きな歌を」
といって、カラオケで歌ってくれた曲、
それが、「TRAIN TRAIN」でした。
部長はどうしていらっしゃるでしょうか。

私は、大勢の方の愛の中に生かされてきました。
よーし、がんばろう!って、目標を見据えて走り続けられるのは、
皆さんにエールをもらい続けているからだと思います。

こんな幸せを感謝しつつ、感謝しつつ・・・
今夜も終電で帰宅します。
おつかれさまでした。
そして、皆さん、今日も、ありがとう。

ターバン曽我

(TODAY’sターバンをかぶってみました。
脱毛中は、眉まで隠れるくらいに深くかぶってくださいねっ。)
  1. 2006/06/26(月) 23:56:50|
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